祈祷殿(護摩堂)修復工事完了


平成18年8月21日大祭の日、施工業者のミスによってダクトが外れていたため、護摩の火の粉が屋根裏に入りボヤが起こりました。幸いにも大事には至りませんでしたが、ボヤによる屋根裏材木の取替えと屋根銅板の葺き替え、消防署による放水により内装が痛んだため内装やり替え工事を執行しました。
今回は、施工業者を別の会社でお世話になり、頑丈なものにしていただきました。この度、平成19年1月21日の初大師大祭にあわせて無事に工事が完了しました。


平成18年11月
祈祷殿の修復工事が始まった
屋根の銅板をすべてめくり
新しいものと張り替える。
ボヤにて焼け焦げた材木も付け替えた。
ダクトを取り付ける作業
今回のダクトは50センチ四方の大きなもので
絶対に火災にならないように
工夫されている
換気扇はあえて取り付けず
自然喚起にて煙などを排出する
古来ながらの方法を採用した
祈祷殿修復工事が終了するまで
仮護摩堂にて護摩が焚かれた
内装もすべてやり換えられた
完成した排気口
今までのものとは違いかなり大きい
鷲不動明王にちなんで
大鷲が飛ぶ火炎が絵師によって描かれ
風格のある祈祷殿に変身した
平成19年1月21日に完成し
初大師大祭には焚き始め供養が
行われた


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